徐々に秋らしくなってきましたが、先日、南魚沼市に新米を食べに行きました。
そんな中で観光スポットを探していてたまたま見つけたのが雲洞庵でした。
紅葉前だったにも関わらずしっとりした雰囲気に癒されましたが、これが新緑や紅葉の時期なら最高だったと思います。
今回は、そんな雲洞庵のポイントを中心にご紹介します!
雲洞庵はどんなお寺?
雲洞庵は室町時代に建立されたお寺。大河ドラマの題材にもなった上杉景勝と直江兼続が子ども時代に学んだところでもあります。
JR上越線(ほくほく線)六日町駅から車で10分のところにあり、とてもアクセスしやすいです。
拝観時間が少し長め
近隣には、日本のミケランジェロとして有名な石川雲蝶の彫刻があるお寺もあります。
けれども、どちらも拝観時間は少し短め。
- 永林寺(4月~11月) 9:00~16:00(拝観終了16:30)
- 西福寺(3月~11月) 9:00~15:30(拝観終了16:00)
こちらの雲洞庵はほんとにちょっとだけですが長めなのです。
- 雲洞庵(4月~11月) 9:00~16:30(拝観終了17:00)
旅行するときって結構バタバタするので、少しでも余裕があると安心できますよね。
実際に見る時間も、
- さっと見る場合は、15分程度
- じっくり見る場合は、30~40分程度
- 客殿でのんびりする場合は、1時間程度
これくらいだと思います。
さっと見るだけではもったいないので、1時間弱くらい余裕があるとじっくりのんびり見られます。
※冬季は拝観時間が変わるため、公式ホームページを確認してくださいね。
拝観料もリーズナブル
お寺の拝観料もさまざまですが、こちらは300円とかなりリーズナブル。
目立った重要文化財はないですが、それでもお寺の凛とした雰囲気を充分味わえるので、この料金設定は魅力的です。
じっくり見てまわれる
時期的な理由が大きいと思いますが、紅葉前の10月上旬でお客さんも少なめでした。とても静かで、じっくりと見ることができたのが嬉しかったです。
京都でいうと、銀閣寺や永観堂が好きな人におすすめ・・・かもしれない。
おすすめは客殿と自然豊かな境内
赤門から続く石畳。
この下には法華経の文字が記された石が埋めてあるらしい。
なんだかご利益がありそうですが、正直なところ全然分からない。。。
自然に恵まれた境内で、紅葉前の時期でも充分きれいです。
こちらが本堂。
入ってみると想像以上に広いお寺です。
禅宗(曹洞宗)のお寺なので、奥には座禅を組む座禅堂があります。
座禅堂から少し戻って、ここからは長~い廊下が続きます。真ん中あたりでちょっとお参り。
天井には千社札が。いつも思うけれど、どうやって貼るんだろう。
そして、突き当りに客殿があります。ここがほんとおすすめ!!
外から見るとこんな感じ。あー、こんな家に住んでみたい!
石畳から客殿が見えるのですが入り方が分からず、ここまできてやっと入ることができました。
2階の長椅子に座って、しばらくぼんやりしていました。ここからは境内が一望できて、素晴らしいです!
窓がないんだけど、雨や雪の時はどうするんだろ。。。
ここから見たさっきの長い廊下の外観。
天気のせいもあり薄暗いですが、こちらは1階。おすすめはやはり2階です。
まとめ
ということで、たまたま見つけた雲洞庵だったのですが、想像以上に雰囲気が良く、のんびりお参りができました。
特に客殿ではリラックスできるのでおすすめです!
南魚沼の観光でお悩みの方は、ぜひ行ってみてくださいね。