今回の記事では、2016年に訪れたスリランカで出会った地元の食べ物をご紹介します。
旅行の大きな目的は観光なのですが、やっぱり地元の味を知りたいですよね。
スリランカカレー
スリランカもインドと同じくカレーの国で、どこにいってもまずカレーです。
日本のカレーやインドカレーというよりも、色々な素材の炒め物が香辛料で味付けされているというのに近い気がしました。
こちらは、ドライバーさんに連れてもらった道端の食堂のカレーです。
分かりにくいですが、奥の素焼きのポットの中に色々なカレーがあって、ビュッフェ形式で取り分けます。
さらに左奥の巨大な扇風機の後ろに手洗い場があるのですが、スリランカもカレーは手で食べるため、食事の前にこちらで手を洗います。
私も手で食べてみましたが、かなり難しかったです。
カード(水牛のヨーグルト)
カードとは水牛のヨーグルトのこと。ポロンナルワに行く途中に道端の売店で買ったのですが、こういう素焼きの小さなポットにはいっていました。ポットは食べ終わったら土に還すため地面に投げ捨てました!
スプーンがたつほど濃厚なヨーグルトです。
上にかかっているオレンジがかったものはKitulシロップ(孔雀椰子の蜜)。さっぱりとした甘さが美味しくて、お土産にスーパーで買ってかえりました。
こちらはホテルのビュッフェのカード。基本的には同じだと思いますが、やはり素焼きのポットにはいっている方が、本格的で美味しそうですよね。
紅茶
ムレスナティーセンター(キャンディ)
キャンディのムレスナティーセンターでお茶を楽しみました。1階がお店で、2階がこじんまりとしたカフェです。
お昼過ぎで、ほぼお客さんもいないですが、ミルクティーが濃厚でとても美味しかったです。
ヘリタンス ティー ファクトリー (Heritance Tea Factory,ヌワラエリア)
ヌワラエリアの高原地帯にある製茶工場だったホテル「ヘリタンス ティー ファクトリー (Heritance Tea Factory)」に泊まりました。
そこでの朝食ビュッフェで飲んだミルクティーは非常にさっぱりとしていました。
The t-Lounge by Dilmah(コロンボ)
コロンボの紅茶メーカーのDilmah(ディルマ)が手がけるカフェ「The t-Lounge by Dilmah」。
壁いっぱいの紅茶缶が少し気後れするくらいおしゃれなカフェです。
ケーキの上の砂時計は、紅茶の蒸らし時間を知らせるためのもの。
そして、よくみたらミルクティーじゃない!ですが、コクがある紅茶で美味しかったです。
ビリヤニ(スリランカ風炊き込みご飯)
お米好きとしては、ぜひ食べたかったビリヤニ。スパイシーなピラフのようなものという印象でした。
旅行も終盤、一人ご飯にも少し飽きてきたころ、ゴールで泊ったホテルの近くの路上にポツンとでていた屋台でテイクアウトしました。
基本ビビりな私にとって、海外の屋台で買うのは衛生面も含めてかなりハードルが高いですが、優しい親子が対応してくれました。
作っていたのは、地元のお父さんと息子さん?
奥でチキンが焼かれていました。
こうしてみると、お父さん、しっかりシェフですね。「スモールチキンね」と連呼する私に優しく接してくれました。
スモールチキンのはずが結構なボリュームです。右上のはスコッチエッグのようなものでした。
辛いというよりも複雑なうまみで、安心する味でした。美味しかった!
ビールと一緒にかんぱーい。ちなみにこのビール、酒屋で買ったんですが、軒先のカウンターに鉄格子がはめてあるんです。で、鉄格子越しにお酒を買うんですが、外国人がたむろしてなかったらきっとお店だと気づかなかったです。
栓抜きがなくて困った私は、必死にスプーンと鍵で開けることができました。ネットってすごいですね。。
コトゥ
コロンボにある「クレストキャット ブルヴァード」というショッピングモールのフードコートで食べたのですが、日本のフードコートでも一周してみて、何があるかひとまず見ますよね。
ぐるっとまわって、これに決めました。
刻んだロティ(小麦粉の生地)と肉や野菜を炒めたものなのですが、そばめしみたいで美味しかったです。
日本に戻ったあとも、おもわず焼きそばをきざんで、コトゥもどきをつくってみました。
ちなみにフードコートはこんなかんじ。日本のと結構似てますよね。
お土産
最後に、お土産のご紹介です。
じゃん!
お土産を買うのが下手なので、お土産リスト(何を買うかよりも、誰にあげるか)をつくって、旅行の始めのうちからどんどん買っていきます。
今回はほぼ紅茶。あとは、カシューナッツとかレモンクッキーとか、色々なサイトでおすすめされているものです。
この中で、黄色く囲ってある2つが何かわかります?
まず右端のは、カードというヨーグルトにかかっていたKitulシロップ(孔雀椰子の蜜)。こういう蓋がキュッと閉まるの、いいですよね。美味しくて思わず自分用に買っちゃいました。おすすめです。
真ん中のは、「Gingelly Rolls」というゴマを砂糖でかためたお菓子です。ただ、あげた人たちの反応は・・・でした。
おそらく地元のお菓子を探していてたどり着いたのでしょう。素朴なきなこ棒みたいなかんじでした。
まとめ
今回の記事では、スリランカで食べた美味しいものとお土産を簡単にご紹介しました。
食べ物より観光といっていたのに、結構試してますよね。。
紅茶はどこでも美味しかったですが、それ以外では特にカードとビリヤニがおすすめです。余力があれば、今回のようなテイクアウトやちょっとした売店で買ってみるのもきっと楽しめると思います。
スリランカに行く機会があったら、ぜひ試してみてくださいね。