2017年7月に愛媛と高知を電車とバスでぐるっとまわりました。その中で訪れたのが、高知県の四万十川。
今回は、1日かけて四万十川沿いをサイクリングした話をご紹介します。
サイクリングの準備は万全に。
今でこそ高知の清流といえば仁淀川の方が有名かもしれませんが、世代的には圧倒的に四万十川が有名です。
そのため、一度は四万十川を見てみたいと思ったのがきっかけでした。
中村駅から自転車で江川崎駅へ。
土佐くろしお鉄道・中村駅から四万十川上流の江川崎駅までは約40km。
中村駅で自転車をレンタルし、四万十川沿いを上流に向かいます。
そして、江川崎駅で自転車を返し、予土線で窪川駅までぐるっとまわって中村駅に戻ってきました。
前泊をいれて中村駅で2泊しました。
自転車はどこで借りるの?
自転車は中村駅の四万十市観光協会で借りました。
当時はちょっと離れたサンリバー四万十にあったのですが、今は駅前に移転していました。
今回は四万十川上流の江川崎駅で乗り捨てしたかったので、四万十りんりんサイクルを借りました!
持ち物リスト
この日の朝は曇り。出発時は小雨も降ってきたので、一旦宿に戻って雨具などを準備しなおしました。
- リュックサック(カバー付き)
- 薄手パーカー(日焼け対策兼雨具)
- 傘
- タオル
- 帽子
- ビーサン
- 水
- 軽食(菓子パンとスナック菓子)
ビーサンは四万十川にはいるため。疲れたら水遊びをしたいなと思って持参しました。
途中で昼食をとれるかどうか分からなかったので、ちょっとした軽食を持参していったのですが、これが大当たり!
2017年当時、途中でコンビニも見当たらなかったので準備しておいて正解でした。
補給用に、さっと食べられる物を持っていくのがいいと思います。
おすすめは、バウムクーヘンなどの水分値が高くてエネルギーになりやすいもの。
あとは、オレンジジュースなどクエン酸のはいった飲み物も疲労回復にいいと思います。
たくさんの沈下橋をめぐる。
9時頃出発して、しばらくすると見えてくる四万十川橋(赤鉄橋)を渡ります。四万十川の左岸から本格的にスタート!
四万十川橋から40分くらいで、一番初めに見えてくる佐田沈下橋に到着しました。
沈下橋はたくさんあって、よく分からなくなりますが、ここは青い柱が目印。
佐田沈下橋のすぐ近くの三里沈下橋が見えてきます。
その後も、橋を見ながらずっと進むと、この目印。
ゴールまでまだ半分あります。。
この時点で12時。気づいていたけれど、かなり遅いペースです。
でも、この日は途中で雨が降ってきたので雨宿りをしたり、途中こんな山道をのぼったり、大変だったんです!
・・・このあたりから、どんどんお尻が痛くなってくる。普段自転車に乗らないので、サドルにお尻が耐えられないようで、かなりきつくです。
でも、先に進むしか方法がないので、なんとかペダルをこいでいます。
あいにくの天気でしたが、日焼けを考えると、これくらいがちょうどよいかも。
そして、走りだすこと4時間30分。
ようやく一番有名な「岩間沈下橋」にたどり着きました!
もうへとへとです。
でも、こんな細い橋を車が走ったりしてると、ワクワク感がたまらないです。
ちょっと川にはいってみると、とても穏やかな流れで癒されます。
ここからもうひと踏ん張りで、あと2kmのところまできました!
このあたりから天気も回復していい感じ。。
15時頃に道の駅「よって西土佐」に到着。とても綺麗で新しい道の駅でした。
お腹がすきすぎて、おやつタイム。甘さがしみます。
ここから駅はすぐそこです。
16時30分、江川崎駅に到着。コースタイムは7時間30分でした。
途中、うんざりすることもあったけど、なんとかたどり着けました。
相棒に感謝です!
途中、休憩をちょこちょこしたり、雨宿りをしたりしたので、かなり長めのサイクリングになりました。
けれど、自分の力でのんびりいくのがモットーなので、すごく満足できました。
それにしても、お尻が痛い!
帰りは電車であっという間に。
帰りは、江川崎駅から電車で窪川駅経由で中村駅に戻ります。
車内にプラレールがある可愛い電車。
四万十川沿いを走る電車なので、車窓からも川が見られます。
ただ、自転車で大汗かきながら見た景色が一番でした。
電車でラクチンでしたが、ぐるっとまわるので1時間30分くらいかかってしまいました。
地元の名物、鰹の塩たたきを味わう。
晩ごはんは前日にも行った、中村駅近くの物産館「サンリバー四万十内」の「いちもん家」さんで。
こちらは物産館内のレストランで座席も多く、一人でも気軽に入れるのでおすすめです。
藁焼き鰹たたき定食。
うまい。
もう何も言うまい。
ちなみに、前日も鰹のたたきを食べたけれど全く飽きないです。
藁焼き鰹たたきと藁焼き鰹たたきフライ。
後で知ったのですが、中村地域は鰹の塩たたき発祥の地らしいです。
薬味もたっぷりで、とっても美味しいご馳走でした!
まとめ
今回は、四万十川沿いを40kmサイクリングした話でした。
普段自転車を使っていない自分にとってはかなり過酷でしたが、長年の夢がかなって大満足でした。
体力に自信のある方は、ぜひ試してみてください!